テニスにも種類が!?軟式と硬式など、違いを知り好みで選ぼう

テニスにも種類があって、「硬式テニス」と「軟式テニス」というものがあります。これからテニスをする方は硬式か軟式、どちらかを選んでおく必要があります。違いもあるので、違いを知ってからどちらにするのか選ぶと良いでしょう。

違いとしては大きく分けて「ボール」「ラケット」「ネット」「プロの有無」などが大きな違いとなっています。まずボールですが、硬式テニスの場合は固いボールを使い、あたってしまうとけがをしてしまう場合もあります。

軟式テニスの場合はゴムボールを使用し、こちらは軟らかいのであたると痛いですがけがを負ってしまうということはあまりありません。

ボールの違いに合わせるため、ラケットもそれぞれ違います。まず固いボールを打つ硬式テニスの場合、ラケットも硬くなっています。さらにラケットにはガットというものが張られていて硬式はこのガットも軟式よりも硬めになっています。

対して軟式は硬式のラケットよりも硬くなくガットも硬くありません。硬式のラケットで軟式のボールと打つとか逆に軟式のラケットで硬式のボールを打つということは可能ですが、何らかの問題が起こることが考えられるので必ず硬式なら硬式専用の道具、軟式なら軟式専用の道具でテニスをしましょう。

次にネットですが、この違いはコート中央のネットが少し下がっているのかどうかという違いがあります。硬式の場合はネットの中央が少し下がっていて軟式はネットが下がっているということは有りません。

最後にプロの有無ですが、硬式テニスにはプロがあり軟式にはプロはほとんどありません。最近では硬式テニスの方で若い人が世界の大会で活躍しているというニュースもあるので、硬式テニスのプロがあるというのはわかりやすいのではないでしょうか。プロですから当然収入もあるわけで、プロテニスを職にすることもできます。

軟式テニスは硬式よりも普及率が低くてプロはほとんどいません。軟式の場合は中学校の部活動とか高校の部活動で存在している場合が多いです。わかりやすく言うならば「ソフトテニス」といえばわかりやすいのではないでしょうか。

普及率は硬式テニスの方が多いですが、どちらも楽しめるので好きな方を選ぶと良いでしょう。その他の違いとしてはスコアの数え方が違うという点があります。硬式の場合だと0、15、30、40というスコアの数え方をします。読み方はそれぞれ「ラブ」「フィフティーン」「サーティー」「フォーティー」という読み方をします。

軟式の場合は0、1、2、3というスコアの数え方で読み方はそのまま「ゼロ」「ワン」「ツー」「スリー」という読み方となります。硬式の軟式の違いはありますが、ルールにおいてはそれほどありません。違いとしてはセット数やゲーム数が違うという点があるので、この点には注意しましょう。

後違いですが、軟式テニスの場合、ダブルスが多いということでしょうか。シングルがないということではありませんが、軟式テニスで対戦する場合はダブルスである場合が多いです。

必ずペアとなる人が必要となるので軟式テニスをするという場合は、ペアとなってくれる人を探しておくとよいでしょう。普及率としては硬式の方が多く、社会人の方は軟式テニスをする人の方が多いといわれています。

必ずというわけではありませんが、人が多いところでテニスをしたいという方は硬式テニスを始めてみると良いでしょう。硬式の普及率が高く軟式は趣味としている人が少ないと思うかもしれませんが、どちらも十分楽しめ趣味とすることができます。

一度両方を体験してみて、自分の好きな方を趣味とすると良いでしょう。